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2025.08.01

外壁塗装の塗料は油性か水性どちらが良い?プロがメリット・デメリットを徹底比較

大阪で外壁塗装を検討している方の中には、塗料選びで悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

特に、油性塗料と水性塗料のどちらを選ぶべきかという疑問は、初めて外壁塗装を行う方にとって大きな問題です。

一見すると同じように見える塗料です。

しかし、実はそれぞれに異なる特徴、メリット、デメリットがあります。

塗装工事の費用だけではありません。

仕上がり、耐久性にまで大きく影響します。

この記事では、外壁塗装のプロが油性塗料と水性塗料について徹底的に比較します。

その違いを詳しく解説します。

それぞれのメリット・デメリット

どのような建物や箇所に適しているのか

そして費用や環境への影響まで、皆様が抱える疑問を一つひとつ解消していきます。

大阪での塗装工事を考えている皆様が、ご自宅に最適な塗料を選び、満足のいく塗り替えを実現できるよう、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

最終的には、現在の建物の状態やご要望に合わせて、どの塗料が最適かをプロの視点から提案しますので、ぜひ最後までご覧ください。

塗料の基礎知識|油性塗料と水性塗料の基本的な違い

塗料の主成分とは?

油性塗料と水性塗料の仕組み

外壁塗装で使われる塗料は、大きく分けて油性塗料と水性塗料の2種類があります。

この2つの主な違いは、塗料を薄めるために使う「希釈剤」にあります。

油性塗料(溶剤系)

シンナーや有機溶剤を使って薄める塗料です。

溶剤が揮発性有機化合物(VOC)を含むため、強い臭いがします。

水性塗料

水道水を使って薄める塗料です。

有機溶剤をほとんど含みません。

人体や環境への影響が少なく、臭いが少ないのが特徴です。

最近では、環境や人体への配慮から水性塗料が主流になりつつありますが、それぞれの塗料には異なる性能と用途があります。

 

塗装のグレードと種類

塗料のグレードと耐用年数

塗料は、主成分となる樹脂の種類によっていくつかのグレードに分けられます。

一般的に、グレードが高くなるほど耐用年数も長くなり、費用も高くなります。

アクリル塗料:耐用年数5~7年。価格は安いが、耐久性は劣ります。

アクリル塗料とは:種類、特徴、選び方、使い方まで徹底解説

ウレタン塗料:耐用年数7~10年。価格と耐久性のバランスが良い塗料です。

ウレタン塗料とは?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

シリコン塗料:耐用年数10~15年。現在最も人気があり、費用対効果が高い塗料です。

シリコン塗料とは:特徴、メリット、デメリット、種類、選び方、施工方法を徹底解説

フッ素塗料:耐用年数15~20年。耐候性に非常に優れており、高価格帯の塗料です。

「フッ素塗料」の徹底解説:特長、種類、価格、施工方法まで

無機塗料:耐用年数20年以上。耐候性や耐久性が非常に高く、最高グレードの塗料です。

無機塗料で外壁を長持ちさせよう!その特徴とメリット・デメリットを徹底解説

それぞれのグレードで、油性と水性の両方が存在することがほとんどです。

 

塗料に含まれる成分の違い

揮発性有機化合物(VOC)とは

油性塗料には、揮発性有機化合物(VOC)が多く含まれています。

これは塗料を薄める有機溶剤の成分で、乾燥する際に大気中に蒸発し、特有の強い臭いを発生させます。

この有機溶剤は、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

シックハウス症候群の原因の一つとも言われています。

一方、水性塗料は、VOCの排出量が少ないため、人や近隣の方、そして環境にも配慮した塗料として、最近特に注目されています。

VOCフリーの外壁塗装で、美しい住まいと健康な未来を

 

油性塗料のメリット・デメリットと適した建物

油性塗料が選ばれる理由

油性塗料の4つのメリット

油性塗料の最大の魅力は、その優れた性能です。

高い耐久性:油性塗料は塗膜が硬く、水性塗料に比べて耐久性や耐候性に優れています。そのため、長持ちし、頻繁な塗り替えが必要ありません。

密着性の高さ:下地への密着性が非常に高く、ひび割れや剥がれが起こりにくいという特徴があります。特に金属材や古い塗膜の上に塗る際に、高い効果を発揮します。

強い光沢感と美しい仕上がり:油性塗料は塗膜が硬く、ツヤが出やすいため、高級感のある美しい仕上がりが可能です。

幅広い素材への対応力:サイディングやモルタル壁だけでなく、鉄部や木部など、様々な素材に塗ることができます。

油性塗料の3つのデメリット

一方で、油性塗料にはいくつかのデメリットも存在します。

強い臭い:希釈剤にシンナーなどの有機溶剤を使うため、独特の刺激臭が発生します。この臭いは塗装工事の期間中続くため、近隣の方々やご家族への配慮が必要です。

環境への影響と引火の危険性:有機溶剤が蒸発し、大気汚染の原因になる可能性があります。また、引火の危険性があるため、保管や取り扱いには注意が必要です。

費用が高くなる傾向:水性塗料に比べて材料費や施工の手間がかかることが多く、トータルの費用が高くなる傾向があります。

油性塗料がおすすめのケース

油性塗料は、高い耐久性を重視したい方

金属部分の塗装

工場やビルなど、臭いの問題が比較的少ない場所での使用におすすめです。

 

水性塗料のメリット・デメリットと適した建物

水性塗料が選ばれる理由

水性塗料の4つのメリット

水性塗料が現在の外壁塗装の主流になったのは、そのメリットが大きく評価されているからです。

臭いが少ない:水で薄めるため、油性塗料のような刺激臭がほとんどなく、近隣やご家族に迷惑をかける心配が少なくなります。

環境や人体に優しい:VOCの排出が少ないため、大気汚染やシックハウス症候群などの問題を引き起こしにくく、安心して使用できます。

取り扱いが簡単:水で洗浄できるため、施工後の道具の手入れが簡単で、シンナーのような危険物を扱う必要がありません。

費用を抑えることができる:油性塗料に比べて材料費や施工の手間が少ないため、全体的な塗装工事の費用を抑えることが可能です。

水性塗料の3つのデメリット

水性塗料にもデメリットがあります。

油性塗料に比べて耐久性が劣る可能性:近年の水性塗料は技術の向上により油性塗料と同じグレードでも遜色のない耐久性を持ったものも増えていますが、一般的に密着力や耐久性は油性塗料の方が高いとされています。

気温や湿度に左右される乾燥時間:水性塗料は、気温が低かったり湿度が高かったりする際には乾燥に時間がかかり、施工できる時期が限られる場合があります。

金属部分への塗装には不向きな場合も:鉄部やトタンなど、金属部分に塗る際は、下地処理をしっかり行わなければ、剥がれやサビの原因になる可能性があります。

水性塗料がおすすめのケース

水性塗料は、住宅が密集している場所や、小さいお子様やペットがいるご家庭、臭いが気になる方におすすめです。

 

徹底比較!油性vs水性まとめ

塗料の選択肢を増やす

油性・水性塗料の性能比較一覧

項目 油性塗料 水性塗料 どちらが優れているか
耐久性 ◎非常に高い 〇高い 油性
臭い ×強い臭い ◎ほとんどない 水性
仕上がり ◎光沢感がある 〇自然な質感 どちらも良い
費用 ×高くなる傾向 〇比較的安い 水性
環境 △VOCを排出 ◎VOCが少ない 水性
密着性 ◎非常に高い 〇高い 油性
対応素材 ◎幅広い 〇限定される場合も 油性
乾燥時間 〇早い △気温や湿度に左右される 油性

この表は一般的な傾向を示したものであり、メーカーや製品によって性能は異なります。

失敗しない塗料選びのポイント

プロに相談して最適な塗料を見つける

外壁塗装の塗料選びで失敗しないためには、専門的な知識を持った業者に相談することが一番重要です。

建物の状態を診断してもらう:専門家に劣化の状態を診断してもらい、下地や素材に適した塗料を選んでもらう。

複数の業者から見積もりを取る:複数の業者から見積もりをもらい、塗料の種類や価格を比較する。

メリットとデメリットを理解する:油性塗料と水性塗料、それぞれの特徴を理解した上で、自分のライフスタイルや要望に合った塗料を選ぶ。

ご自身で判断が難しい場合は、無理に決めるのではなく、プロに相談してアドバイスをもらうことが大切です。

 

当社の強み:大阪で最適な塗料を提案

大阪の外壁塗装は当社にお任せ

専門家が最適な塗料を提案

当社は大阪に事務所を構え、外壁塗装を専門に行っています。

お客様が塗料選びで迷わないよう、建物の状態やご要望を丁寧にヒアリングしております。

油性塗料と水性塗料の両方から最適な塗料をご提案しています。

臭いが気になる方:水性塗料の中でも、耐久性が高く、長持ちする塗料をご提案します。

耐久性や仕上がりを重視したい方:油性塗料の中でも、環境に配慮した製品や、グレードの高いフッ素や無機塗料をご提案します。

費用を抑えたい方:費用対効果の高いシリコン塗料など、ご予算に合った塗料をご提案します。

足場なし工法でも美しく仕上げる

当社では足場を必要としない足場なし工法も可能です。

この工法は、足場の設置や解体費用がなく、施工期間を短縮できるメリットがあります。

もちろん、足場を使用した場合と同じように、高い技術で美しく仕上げますので、安心してお任せください。

 

油性・水性塗料はどちらが良いか?

油性塗料と水性塗料、どちらが良いかという疑問に対する答えは、お客様の要望やご自宅の状態によって異なります。

耐久性や仕上がりを重視したい方には油性塗料。

臭いや環境への配慮、費用を抑えたい方には水性塗料。

現在の外壁塗装では水性塗料の性能が向上します。

主流になりつつありますが、油性塗料にしかない魅力もたくさんあります。

塗料選びで失敗しないためには、必ずプロの業者に相談しましょう。

診断をしてもらい、ご自宅に最適な塗料を選ぶことが大切です。

当社では、無料で外壁の劣化診断を行い、お客様の要望に合った塗料と施工プランをご提案します。

大阪で外壁塗装の塗料選びにお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

【外壁塗装と築年数】劣化サインと最適な塗り替え時期を徹底解説!

 

よくある質問(FAQ)

外壁塗装で油性塗料を使うと、どれくらい臭いが続きますか?

油性塗料の臭いは、乾燥の進み具合によって変わりますが、塗装工事の期間中は続く可能性があります。

特にシンナーを使う際は、換気や近隣への配慮が必要です。

水性塗料でも耐久性は大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。

最近の水性塗料は技術の向上により、油性塗料と同じグレードでも遜色のない耐久性を持った製品がたくさんあります。

シリコンやフッ素、無機などのグレードを選ぶことで、長持ちさせることができます。

塗料選びで他に注意することはありますか?

塗料の色や艶、機能性も重要なポイントです。

遮熱や断熱の効果がある塗料を選ぶことで、室温の上昇を抑えたり、省エネに繋がったりするメリットもあります。

費用を抑えるなら、水性塗料の方がいいですか?

一般的に水性塗料の方が油性塗料よりも費用が安い傾向にあります。

しかし、塗料のグレードによって価格は大きく異なりますので、費用を抑えたい場合は、業者に相談しましょう。

ご予算に合ったプランを提案してもらうと良いでしょう。

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関連情報

日本ペイント株式会社:水性塗料と油性塗料の違い

https://www.nippehome-online.jp/solution/solution-295/?srsltid=AfmBOoqGzC2K5KcG9eZVBta_E15bM8o53_re0MfUm4XVIWmvRP33dLak

関西ペイント株式会社:塗料の種類と選び方

https://www.kansai.co.jp/reform-s/howto/paint/

国民生活センター:外壁塗装のトラブルに関する情報

https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/1657?site_domain=default

大阪府住宅リフォームセンター:地域のリフォーム相談

https://www.pref.osaka.lg.jp/o130170/jumachi/meister/index.html

国土交通省:リフォームに関する情報

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr4_000087.html

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