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コラム |
2025.09.03
「外壁塗装を依頼したけど、手抜き工事をされないか不安…」
「上塗りを1回しか塗っていないような気がするんだけど、どうやって確認すればいいの?」
外壁塗装は高額な費用がかかるため、業者に依頼する際に「手抜き」を心配する方は多いです。
特に、見た目ではわからない部分で手抜きをされると、数年後に塗膜が剥がれてしまうなど、深刻なトラブルに発展する可能性があります。
今回の記事では、外壁塗装で最も手抜きされやすい「上塗り」に着目します。
その手抜きを見抜く方法を徹底解説します。
手抜き工事のよくある原因
悪徳業者の特徴
失敗しないための業者選びのポイント
まで、詳しくご紹介します。
この記事を読めば、お客様自身で正しい塗装工事を理解し、安心して依頼できる知識が身につくはずです。
私たちは、大阪を拠点に外壁塗装を専門に行っています。
足場なし工法を採用し、無駄な費用を削減しながら、高品質な施工を提供しています。
外壁塗装のご相談は、気軽にお問い合わせください。
外壁塗装における手抜き工事は、さまざまな工程で発生する可能性があります。
手抜きを見抜くためには、まずどのような種類があるのかを知ることが重要です。
外壁塗装の基本は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りです。
この回数を守らないことが最も多い手抜きの方法です。
下塗りは、外壁材と上塗り塗料を密着させるための接着剤のような役割を果たします。
この工程を省いてしまうと、塗料が外壁にしっかりと密着しません。
数年後に塗膜が剥がれてしまう可能性が非常に高まります。
下塗り材は透明または白色のものが多いです。
上塗り塗料と同じ色を塗る場合、施工後には見分けるのが困難です。
見抜き方
工事中の現場をチェックしましょう。
下塗り専用の塗料缶が使用されているか確認しましょう。
また、中塗り後に外壁を触ってみて、粉っぽい感触(チョーキング現象)が残っていれば、下塗りが不十分な可能性があります。
中塗りを省いて上塗りを2回行うことで「2回塗りで十分」と説明する悪徳業者も存在します。
しかし、これでは塗膜に十分な厚みが出ず、塗料本来の耐久性や防水性が発揮されません。
見抜き方: 中塗りと上塗りでわざと違う色を塗ってもらうよう事前に依頼しておきましょう。
例えば、中塗りで薄いグレー、上塗りで濃いグレーを塗ってもらえば、塗り残しが一目でわかります。
これは最も確実な手抜き防止策の一つです。
「上塗りを2回塗る」という契約にも関わらず、1回しか塗らない手抜き工事です。
見抜き方: 塗料の缶に記載されている規定の塗布量をチェックしてください。
使用した塗料の量が見積もり書と合っているか確認しましょう。
また、完成後に塗膜にムラがないか、特に日が当たりにくい北側や軒天の下など、細部まで丁寧にチェックすることが大切です。
見積もりでは高耐久のフッ素塗料と記載し、実際には安価なシリコン塗料を使用する手口です。
見抜き方: 塗料の缶に記載されている製品名やメーカー名をしっかり確認しましょう。
それが契約書と同じかチェックします。
可能であれば、メーカーの公式サイトで製品情報を確認しましょう。
塗料はメーカーが定める希釈率を守って使用することが必須です。
水を過剰に加えて薄めることで、塗料を節約する手口があります。
見抜き方: 塗料缶の側面に記載されている希釈率を確認しましょう。
現場で職人さんが塗料を混ぜる様子をチェックさせてもらいましょう。
また、過剰に薄めた塗料は粘度が低く、塗膜にムラが出やすいです。
そのため、完成後に塗料の垂れ跡などがないか確認します。
手抜き工事は、一見わからない場所や時間のかかる工程で起きやすいです。
特に注意が必要な箇所と理由を解説します。
手抜きは上塗りだけでなく、以下のような箇所でも行われる可能性があります。
下塗り
塗料と外壁材を密着させる重要な役割を持つ下塗りを省くと、早期に塗膜が剥がれてしまう原因になります。
下地処理
ひび割れ補修や高圧洗浄を不十分に行うと、塗料が適切に密着せず、仕上がりの悪さや耐久性の低下を招きます。
付帯部
雨樋や軒天、破風といった付帯部を塗り忘れたり、手抜きをしたりする業者がいます。
塗料の希釈
塗料メーカーが定める規定量以上に塗料を薄めて使用すると、塗膜の厚みが足りなくなり、本来の耐久性を発揮できません。
付帯部塗装はなぜ必要?種類や費用、外壁塗装と一緒にやるメリットを解説
手抜き工事の主な理由は、以下の通りです。
業者側の利益の追求
少ない塗料や短い工期で利益を上げようとする悪徳業者の存在。
知識や技術の不足
塗装に関する正しい知識や技術が不十分な職人が施工を行う場合。
悪天候下の無理な作業
雨や強風、高すぎる気温など、塗装に適さない環境で無理に作業を強行すると、塗膜不良を引き起こす可能性があります。
外壁塗装の費用は、お客様が支払う金額の全てが職人さんに渡るわけではありません。
元請けの会社や営業マンの利益
会社の運営費用
などが引かれ、最終的に職人さんが受け取る人件費は、全体の費用に比べてかなり少なくなるケースがあります。
特に、多重下請け構造の場合、中間マージンが複数回発生します。
そのため、現場で働く職人さんの報酬はますます少なくなります。
この状況が続くと、職人さんは十分な報酬を得るために、短時間で作業を終わらせようと焦ったり、塗料の量を減らして少しでも材料費を浮かせようと考える場合があります。
これは、職人さんの責任というよりは、業界全体の構造的問題と言えるでしょう。
お客様が契約した大手リフォーム会社やハウスメーカーが、実際の工事を下請け業者に丸投げするケースも手抜きの温床になりがちです。
元請け業者は営業や管理のみを行っています。
実作業は別会社が行うため、現場の状況を詳細に把握していないことが多いです。
下請け業者は元請けから安価な報酬で仕事を請け負うため、利益を確保するために手抜きをせざるを得ない状況に陥る可能性があります。
お客様は元請けのブランドを信じて契約したにも関わらず、現場では不十分な施工が行われるというリスクが伴います。
工事現場に現場監督や責任者がいないことも、手抜きを発生させる大きな原因です。
現場監督は作業の進捗や品質を管理し、職人に適切な指示を出すなど、工事全体の責任を持つ重要な役割を担います。
もし現場監督がいないと、職人が自身の判断で作業を進めることになります。
正しい工程や塗料の使い方が守られない可能性が高まります。
また、お客様が疑問や不安を感じた際に、誰に相談すればいいのかわからないという状況も生まれてしまいます。
近年の塗料の進化は目覚ましく、高性能な塗料が多く開発されています。
しかし、この進化が逆に手抜きに悪用されるケースもあります。
例えば、「1回塗りでも十分な機能を発揮します」と謳う塗料を使用し、実際には2回塗りを省略してしまうといった手口です。
本来、3回塗りが必要な塗料でも、知識のないお客様には「高機能な塗料だから回数が少なくていいんです」と説明します。
手抜きを隠蔽するわけです。
塗料の進化自体は素晴らしいことですが、それを悪用する業者も存在することを理解しておく必要があります
見積もり書に3回塗りと記載があっても、実際にそれが守られているかは分かりにくいものです。
しかし、工事中や完了後にチェックすべきポイントを知っておけば、手抜きを防止できる可能性があります。
各工程の確認
塗装工事は「下地処理」→「下塗り」→「中塗り」→「上塗り」の流れが基本です。
各工程が正しく行われているか、現場に立ち会って確認しましょう。
塗料缶の確認
使用する塗料の缶にメーカー名や製品名、残量が記載されているか確認します。
契約書通りの塗料が使用されているかチェックすることが重要です。
塗料の色変え
契約書に記載された色と異なる塗料が使用されている場合。
手抜きの可能性があります。
中塗りと上塗りで敢えて違う色を塗ってもらい、塗り残しがないか確認する方法も有効です。
塗膜の厚み
塗料の規定量や塗り回数が守られているか、施工後の塗膜の厚みで判断できます。
ただし、素人には難しい判断となるため、業者の写真報告書などを参考にしましょう。
塗り残し
細かい箇所
足場を組んでいない裏側
軒天
雨樋
などに塗り残しがないかチェックします。
塗膜のムラ
塗膜にムラや膨れ、剥がれがないか、全体的な仕上がりを確認します。
手抜き工事を未然に防ぐには、何よりもまず信頼できる業者を選ぶことが大切です。
丁寧な現地調査と見積もり
電話一本で安価な見積もりを提出する業者ではありません。
実際に建物の状態をしっかり診断してくれる業者を選びましょう。
詳細な見積もり書
使用する塗料の種類
メーカー名
塗り回数
各工程の作業内容
面積
などが詳細に記載されているか確認します。
施工実績とお客様の声
ホームページやブログで過去の施工事例やお客様の声を公開している業者は、実績と責任を持って仕事をしていると判断できます。
手抜き工事を未然に防ぐためには、悪徳業者の手口を知ることが最も効果的です。
「今だけキャンペーン」
訪問販売です。
「今契約してくれたら、足場代を無料にします」などと言って契約を急かす手口です。
本来必要な費用を最初から高く設定しています。
値引きを見せかけるだけの場合がほとんどです。
「近くで工事をするから、ついでに安くできます」
近隣で工事をしているふりをして営業をかける方法です。
実際には全く関係ないケースもあります。
安価な料金を提示して契約を取ろうとします。
不安を煽る
「このまま放置すると雨漏りが発生します」
「外壁が剥がれてしまいます」
など、お客様の不安を煽ります。
冷静な判断を奪おうとします。
手抜き工事を防止するために、契約前に下記の点を徹底確認しましょう。
見積もり書の内容
塗料の製品名やメーカー
塗り回数
各工程の作業内容
それぞれが詳細に記載されているか確認します。
「一式」と曖昧な記載の場合は注意が必要です。
保証内容
保証期間や保証範囲が明確に記載されているか確認しましょう。
メーカーと施工店それぞれの保証があるかどうかも重要なポイントです。
会社の登録や資格
建設業の許可
塗装に関する資格を持っているか
ホームページなどで確認しましょう。
外壁塗装の契約書で失敗しない!確認すべき注意点とトラブル回避術
契約書や保証書を確認しましょう。
まずは業者に状況を伝えましょう。
補修を依頼しましょう。
業者が対応してくれない場合は、国民生活センターや地方自治体の住宅相談窓口に相談することができます。
DIYで手抜きを見抜くのは非常に難しいです。
プロの職人でも見抜けないほどの巧妙な手口も存在します。
手抜きを防止するには、信頼できる業者を選ぶことが最も確実な方法です。
事前に外壁の劣化状況(ひび割れ、チョーキングなど)を写真に撮っておきましょう。
見積もり書の内容と照らし合わせることで、手抜きを防止できる可能性があります。
また、塗料の知識を事前に身につけておくことも役立ちます。
外壁塗装の手抜き工事は、お客様が気づかないうちに進行します。
数年後に深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。
大切な家を守るためには、
手抜き工事が起きる理由
見抜く方法
を理解しておきましょう。
何よりもまず信頼できる優良業者を選ぶことが最も重要です。
私たちは、大阪で足場なし工法による外壁塗装を行っています。
高額な足場代を削減しました。
その分を高品質な塗料や丁寧な施工に充てることで、お客様に満足いただける塗装工事を提供しています。
手抜きが起きないよう、全ての工程を丁寧に行います。
お客様への報告も欠かしません。
外壁塗装について不安な点があれば、お気軽にご連絡ください。
外壁塗装の手抜き工事は、下地処理や下塗り、上塗りなど、目に見えにくい箇所で起きやすいです。
悪徳業者の甘い言葉に惑わされず、詳細な見積もりを提出してもらいましょう。
施工実績が豊富な信頼できる業者を選びましょう。
塗装工事を依頼する際は、複数の会社から見積もりを取りましょう。
内容を比較検討することが失敗しないための第一歩です。