コラム |
2024.08.01
外壁塗装の際に、シーリングの増し打ちという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
費用を抑えられることから、増し打ちを選ぶ方もいます。
しかし、実はデメリットも存在します。
今回の記事では、シーリング増し打ちのデメリットをわかりやすく解説します。
外壁塗装で後悔しないための知識をまとめました。
シーリングとは、建物の外壁の隙間を埋めるために使用される弾性のある素材のことです。
シーリングの劣化は、雨漏りの原因となります。
定期的なメンテナンスが必要です。
シーリングのメンテナンスには、
古いシーリング材をすべて除去して新しいシーリング材を充填する「打ち替え」
古いシーリング材の上に新しいシーリング材を重ねて充填する「増し打ち」
この2つの方法があります。
シーリング増し打ちは、費用を抑えられるというメリットがあります。
一方で、以下のデメリットも存在します。
古いシーリング材の上に重ねて施工します。
下地の劣化が早まります。
シーリング全体の寿命が短くなる可能性があります。
下地の状態が悪い場合。
新しいシーリング材が剥がれやすくなります。
古いシーリング材と新しいシーリング材の間に隙間ができやすいです。
ひび割れが発生する可能性があります。
ひび割れや剥がれが発生すると、雨水が建物内部に侵入します。
雨漏りの原因となることがあります。
打ち替えに比べて耐久性が低いです。
短期間で再びメンテナンスが必要になる場合があります。
シーリング増し打ちを選ぶべきケースは、以下の通りです。
予算が限られている場合
建物の寿命が短い場合
シーリングの劣化が軽微な場合
一方、以下の場合は、打ち替えを選ぶことをおすすめします。
シーリングの劣化が激しい場合
建物を長持ちさせたい場合
高品質な仕上がりを求める場合
シーリング増し打ちを選ぶ場合は、以下の点に注意しましょう。
専門業者の診断に基づいて、施工方法を決定しましょう。
施工後の保証期間を確認しましょう。
万が一問題が発生した場合に備えましょう。
シーリングの状態を定期的に点検しましょう。
劣化が進んでいれば早めの対策を行いましょう。
シーリング増し打ちは、費用を抑えられるというメリットがあります。
一方で、デメリットも存在します。
建物の状況
今後の計画
などを考慮して、最適な施工方法を選びましょう。
弊社では、無料診断も実施しております。
お気軽にご相談ください。