コラム |
2024.07.05
近年、外壁塗装業界で注目を集めているのが、繊維補強セメント板「ECPパネル」です。
従来のサイディングとは一線を画す、画期的な素材として期待されています。
しかし、ECPパネルは万能ではありません。
メリットだけでなく、デメリットもしっかり理解しておくことが重要です。
そこで今回の記事では、大阪の外壁塗装専門業者が、
ECPパネルのメリット・デメリット
施工方法
費用
ECPパネルに最適な塗装
についてわかりやすく解説します。
ECPパネルは、繊維補強セメント板の略称です。
セメントモルタルに繊維を混入させて高圧成形した板材です。
従来のサイディングよりも軽量で高強度という特徴を持っています。
ECPパネルには、以下のようなメリットがあります。
従来のサイディングよりも軽量なため、地震や台風などの災害に強い
繊維補強により、高い強度と耐衝撃性を持つ
耐用年数は、60年としております。
不燃材料のため、火災に強い
水に強く、雨漏りの心配が少ない
気温や湿度による伸縮が少なく、形状変化が起こりにくい
豊富なカラーバリエーションや表面模様があります。
デザイン性の高い外観を実現できる
軽量でカットしやすいいため、施工がしやすい
ECPパネルには、以下のようなデメリットもあります。
ECPパネルの施工方法は、以下の通りです。
ECPパネルは軽量なため、下地への負担が少なく、施工がしやすいという特徴があります。
ECPパネルの費用は、1㎡あたり3,000円~5,000円程度です。
ただし、施工業者や地域によって費用は異なります。
ECPパネルには、シリコン塗料やフッ素塗料などの高耐久性の塗料がおすすめです。
ECPパネルは、軽量で高強度、耐火性、耐水性に優れた次世代の外壁材です。
しかし、価格が高価で、施工業者やメンテナンスに課題があります。
ECPパネルを検討する際は、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解しておきましょう。
信頼できる施工業者を選ぶことが重要です。