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2024.07.04

吊り作業とは?ロープアクセスとの違いやメリットを徹底解説!

高所での作業は、足場を組むのが難しく、危険を伴う場合があります。

そのような場合に有効なのが、吊り作業とロープアクセスです。

しかし、吊り作業とロープアクセスは、同じ高所作業でも、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。

そこで今回の記事では、法人向けに吊り作業とロープアクセスを比較します。

それぞれの詳細な情報だけではありません。

用途や安全対策についても解説します。

ぜひ参考にしてください。

吊り作業とは?

吊り作業とは、高所での作業を安全かつ効率的に行うために、作業員を吊り下げる技術です。

一般的には、ゴンドラやブランコなどの機材を使用します。

作業員を吊り下げます。

吊り作業の特徴

足場を組む必要がありません。

そのため、狭い場所や複雑な形状の建物でも作業が可能

短時間で作業を開始できる

比較的安価で導入しやすい

 

吊り作業のメリット

足場を組む必要がないため、コスト削減や工期短縮が可能

狭い場所や複雑な形状の建物でも作業が可能

短時間で作業を開始できる

比較的安価で導入しやすい

 

吊り作業のデメリット

高所での作業となります。

そのため、安全対策に十分注意する必要がある

風などの影響を受けやすい

作業範囲が限られる

 

吊り作業の用途

高層ビルの外壁塗装

橋梁の点検・補修

鉄塔の塗装・補修

窓ガラスの清掃

高所にある設備の点検・修理

 

ロープアクセスとは?

ロープアクセスとは、ロープと安全装備を使用して、高所での作業を行う技術です。

作業員は、ロープを使って自分の体を支えながら、上下左右に自由に移動することができます。

ロープアクセスの特徴

足場を組む必要がないため、あらゆる場所での作業が可能。

狭い場所や複雑な形状の建物でも作業が可能。

作業範囲が広いため、効率的に作業できる。

高い安全性。

ロープアクセスのメリット

足場を組む必要がないため、コスト削減や工期短縮が可能。

狭い場所や複雑な形状の建物でも作業が可能。

作業範囲が広いため、効率的に作業できる。

高い安全性。

ロープアクセスのデメリット

専門的な知識と技術が必要

作業員に高い体力と精神力が必要

比較的導入コストが高い

ロープアクセスの用途

高層ビルの外壁塗装

橋梁の点検・補修

鉄塔の塗装・補修

洞窟探検

山岳救助

 

吊り作業とロープアクセスの違い

吊り作業とロープアクセスは、どちらも高所での作業を行う技術ですが、以下の点で違いがあります。

項目 吊り作業 ロープアクセス
使用する機材 ゴンドラ、ブランコなど ロープ、ハーネス、安全装置など
作業範囲 限られる 広い
安全性 比較的低い 高い
必要な知識・技術 比較的少ない 専門的な知識と技術が必要
導入コスト 比較的安い 比較的高い

吊り作業とロープアクセスのどちらを選ぶべき?

吊り作業とロープアクセスのどちらを選ぶべきかは、作業内容や現場の状況によって異なります。

吊り作業が適している場合

比較的簡単な作業

作業範囲が狭い

コストを抑えたい

ロープアクセスが適している場合

  • 複雑な作業
  • 作業範囲が広い
  • 高い安全性が必要

吊り作業・ロープアクセスの安全対策

吊り作業とロープアクセスは、高所での作業であるため、安全対策を徹底する必要があります。

安全対策のポイント

作業前に十分な安全確認を行う

適切な安全装備を使用する

複数人で作業を行う

緊急時の対応を準備しておく

安全装備の例

ヘルメット

ハーネス

安全帯

落下制止装置

吊り作業とロープアクセスは、どちらも高所での作業を行う有効な技術です。

それぞれのメリットとデメリットを理解しましょう。

作業内容や現場の状況に合わせて適切な技術を選択することが重要です。

吊り作業・ロープアクセスのご検討は、専門業者にご相談ください。

大阪で業者をお探しでしたら、お気軽にご相談ください。

その他、吊り作業・ロープアクセスに関する情報

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