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 コラム

2024.07.04

【法人向け】高所作業とは?種類、安全対策、必要資格などを徹底解説!

建設業、製造業など、様々な業種において高所作業は不可欠です。

しかし、高所作業は墜落などの重大な事故リスクを伴うため、十分な安全対策と専門知識が必要です。

そこで今回の記事では、法人向けに

高所作業の種類

安全対策

必要資格

などをわかりやすく解説します。

高所作業に関わる皆様にとって、安全で効率的な高所作業の実現に役立つ情報をお届けします。

高所作業とは

高所作業とは、地上2メートル以上の高さで行う作業を指します。

建設現場での足場組立

点検作業

鉄塔や橋梁の塗装作業

高層ビルの窓清掃

など、様々な業種で高所作業が行われています。

高所作業の種類

高所作業は、大きく以下の3種類に分類されます。

足場作業

足場と呼ばれる仮設構造物を使用して行う作業。

高層建築の建設現場や塗装作業などで多く見られます。

吊り作業

ゴンドラや昇降機などの吊り下げ式作業台を使用して行う作業。

高所にある鉄塔や橋梁の点検・修理作業などに用いられます。

ロープアクセス

ロープとハーネスを使用して行う作業。

足場や吊り作業が困難な場所での作業に適しています。

ロープアクセスとは?仕組み・メリット・デメリットを徹底解説!

高所作業におけるリスク

高所作業は、墜落などの重大な事故リスクを伴います。

墜落によるけがや死亡は、高所作業従事者の健康と安全を脅かすだけではありません。

企業にとっても大きな損失となります。

高所作業における安全対策

高所作業における安全対策は、以下の3つの柱で構成されます。

墜落防止措置

足場や吊り作業台などの設置

個人用保護具(墜落制止用器具)の着用

など、墜落を物理的に防止する措置。

作業員の教育・訓練

高所作業に関する知識や技能を習得するための教育・訓練の実施。

作業計画・管理

作業内容や環境などを事前に把握しましょう。

安全な作業手順を定めた作業計画を策定すること。

 

高所作業に必要な資格

高所作業を行うためには、以下の資格が必要となります。

高所作業特別教育

2メートル以上の高さで作業を行う場合に必要。

作業内容に応じて、1級から3級まで3段階の区分があります。

玉掛け技能講習

クレーンや玉掛け作業を行う場合に必要。

ロープアクセス技能講習

ロープアクセス作業を行う場合に必要。

これらの資格は、厚生労働省指定の教育機関で取得することができます。

高所作業は、墜落などの重大な事故リスクを伴うため、十分な安全対策と専門知識が必要です。

今回のコラムでは、高所作業の種類、安全対策、必要資格などを解説しました。

高所作業に関わる法人の皆様にとって、安全で効率的な高所作業の実現に役立つ情報になれば幸いです。

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