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2024.07.03

ウレタン塗装の剥がれ:原因と対策を徹底解説!再発防止策も網羅

ウレタン塗装は、耐久性や耐候性に優れていることから、様々な素材に広く使用されています。

しかし、経年劣化や不適切な施工などにより、剥がれが発生してしまうことがあります。

今回の記事では、ウレタン塗装の剥がれの原因と対策を徹底解説します。

塗料の種類、劣化状況、下地処理、再塗装方法まで、剥がれを未然に防ぎ、美観を維持するための詳細情報を網羅します。

最適な解決策をご提案します。

ウレタン塗装が剥がれる原因

ウレタン塗装が剥がれる原因は、主に以下の5つが挙げられます。

経年劣化

ウレタン塗装も経年劣化により、塗膜の柔軟性や接着性が失われます。

そして、剥がれやすくなります。

特に、紫外線や風雨の影響を受けやすい屋外で使用される場合。

劣化が早くなります。

下地処理不良

塗装前に十分な下地処理を行わないと、塗膜と下地の密着が悪くなり、剥がれやすくなります。

具体的には、汚れや油分を除去していない、十分に乾燥させていない、プライマーを塗布していないなどが原因として挙げられます。

塗料の種類・選択ミス

使用環境に適していない塗料を使用すると、剥がれが発生しやすくなります。

例えば、屋外で使用される場合。

耐候性に優れた塗料を選択する必要があります。

また、塗料の種類によっては、下地との相性があります。

適切な塗料を選択しないと剥がれが発生する可能性があります。

施工不良

塗装方法や塗布量、乾燥時間などが不適切だと、塗膜が十分に硬化せず、剥がれやすくなります。

特に、気温や湿度が高い環境での塗装は、塗膜の乾燥を阻害します。

剥がれの原因となります。

外部要因

衝撃や摩擦などの外部要因によっても、ウレタン塗装が剥がれることがあります。

特に、硬い物で擦ったり、重い物を落としたりすると、塗膜が破損し、剥がれが発生する可能性があります。

ウレタン塗装の剥がれの種類と状況

ウレタン塗装の剥がれには、主に以下の3種類があります。

局所的な剥がれ

限られた部分のみが剥がれるケースです。

軽微な劣化や外部要因などが原因で発生することが多く、比較的簡単に補修することができます。

広範囲な剥がれ

広い範囲が全体的に剥がれるケースです。

経年劣化や下地処理不良などが原因で発生することが多く、補修には手間とコストがかかります。

浮き上がり

塗膜が浮き上がって、めくれ上がるような状態です。

主に、塗料と下地の密着不良が原因で発生します。

放置すると剥がれに発展する可能性があります。

そのため、早急な補修が必要です。

ウレタン塗装の剥がれ対策

ウレタン塗装の剥がれを防ぐためには、以下の対策が有効です。

適切な下地処理を行う

塗装前に、汚れや油分をしっかりと除去します。

十分に乾燥させます。

必要に応じて、プライマーを塗布します。

使用環境に適した塗料を選択する:

屋外で使用される場合は、耐候性に優れた塗料を選択する必要があります。

また、塗料の種類によっては、下地との相性があります。

適切な塗料を選択しないと剥がれが発生する可能性があります。

正しい施工方法で塗装する:

塗装方法は、塗料の種類によって異なります。

取扱説明書をよく確認しましょう。

適切な方法で塗装を行います。

気温や湿度が高い環境での塗装は避けましょう。

乾燥時間を十分に確保します。

定期的なメンテナンスを行う

定期的に塗装面の状態をチェックし、必要に応じて補修を行います。

軽微な傷や剥がれは放置せず、早めに補修することで、広範囲な剥がれを防ぐことができます。

ウレタン塗装の剥がれを補修する方法

ウレタン塗装の剥がれを補修するには、以下の手順で行います。

剥がれた部分を研磨する

剥がれた部分を紙やすりなどで研磨し、滑らかにしておきます。

プライマーを塗布する

必要に応じて、プライマーを塗布します。

プライマーは、塗膜と下地の密着性を向上させる効果があります。

塗料を塗布する

剥がれた部分と同じ種類の塗料を、刷毛やローラーなどで塗布します。

複数回塗り重ねる場合は、各塗布間の乾燥時間を十分に確保します。

仕上げ

必要に応じて、上塗り材を塗布したり、研磨したりして仕上げます。

補修の注意点

補修する前に、剥がれた原因をしっかりと特定する必要があります。

原因を特定せずに補修を行うと、再発する可能性があります。

同じ種類の塗料を使用する必要があります。

異なる種類の塗料を使用すると、仕上がりが悪くなったり、剥がれやすくなったりする可能性があります。

塗料の取扱説明書をよく確認しましょう。

適切な方法で補修を行う必要があります。

 

ウレタン塗装剥がれの再発防止策

ウレタン塗装剥がれの再発を防ぐためには、以下の対策が有効です。

定期的なメンテナンスを行う

塗装面の状態を定期的にチェックしましょう。

必要に応じて補修を行います。

軽微な傷や剥がれは放置せず、早めに補修することも大切です。

広範囲な剥がれを防ぐことができます。

紫外線対策を行う

直射日光が当たる場所には、UVカット塗料などを塗布するなど、紫外線対策を行います。

適切な洗浄を行う

中性洗剤で洗浄を行いましょう。

高圧洗浄機などは使用しないようにします。

換気を十分に行う

塗装中は、換気を十分に行いましょう。

可燃性の塗料を取り扱う場合は、火気には十分注意する必要があります。

ウレタン塗装は、耐久性や耐候性に優れています。

一方で、経年劣化や不適切な施工などにより、剥がれが発生してしまうことがあります。

剥がれの原因をしっかりと特定しましょう。

適切な対策を講じることで、再発を防ぎましょう。

美観を維持することができます。

気になる点がありましたら、専門の業者に診断を依頼することをおすすめします。

弊社では、個人宅からマンション、ビル、商業施設の外壁塗装に対応しております。

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