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2024.06.14

橋梁塗装の耐用年数とは?種類別・環境別解説!長持ちさせる秘訣も紹介!

橋梁は、私たちの生活に欠かせないインフラです。

長年風雨にさらされています。

劣化していく橋梁を守るために重要な役割を果たすのが、橋梁塗装です。

しかし、橋梁塗装にはどれくらいの耐用年数があるのでしょうか?

今回の記事では、橋梁塗装の耐用年数についてわかりやすく解説します。

  • 種類別
  • 環境別

それぞれの耐用年数だけでなく、長持ちさせる秘訣も紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

橋梁塗装の種類と耐用年数

橋梁塗装には、主に以下の種類があります。

一般塗装

比較的安価な塗装方法です。

耐用年数は5年〜10年程度です。

重防食塗装

一般塗装よりも耐候性が高く、長持ちする塗装方法です。

耐用年数は10年~20年程度です。

特殊塗装

特殊な環境で使用される橋梁に用いられる塗装方法です。

耐用年数は、塗装の種類や環境によって異なります。

橋梁塗装とは?必要性、種類、費用、選び方、よくある質問を徹底解説!

 

環境と耐用年数

橋梁塗装の耐用年数は、使用環境によって大きく左右されます。

沿岸地域:塩分による過酷な環境

海沿いの地域では、潮風によって塩分が橋梁に付着し、腐食を進行させます。

特に、

  • 飛沫が直接当たる場所
  • 塩分濃度が高い場所

では、腐食が加速します。

一般塗装の場合、沿岸地域では5年程度で劣化が始まります。

重防食塗装でも10年程度で塗り替えが必要になる可能性があります。

寒冷地域:凍結融解によるダメージ

寒冷地域では、冬場の凍結と融解を繰り返すことで、橋梁塗装にクラックが生じやすくなります。

特に、

  • 気温差が大きい場所
  • 積雪量が多い場所

では、ダメージが大きくなります。

一般塗装の場合、寒冷地域では5年程度でクラックが生じ始めます。

重防食塗装でも10年程度で塗り替えが必要になる可能性があります。

交通量が多い場所:摩擦と摩耗による劣化

交通量が多い場所では、車両の摩擦や摩耗によって橋梁塗装が削れていきます。

特に、

  • 大型車両が頻繁に通行する場所
  • 急カーブのある場所

では、劣化が早くなります。

一般塗装の場合、交通量が多い場所では3年程度で劣化が始まります。

重防食塗装でも5年程度で塗り替えが必要になる可能性があります。

 

橋梁塗装を長持ちさせる秘訣

橋梁塗装を長持ちさせるためには、以下の点に注意することが大切です。

  • 適切な塗装の種類を選ぶ: 使用環境に合った塗装の種類を選ぶことが重要です。
  • 適切な施工を行う: 経験豊富な施工業者に依頼し、適切な施工を行うことが重要です。
  • 定期的な点検・補修を行う: 定期的に点検を行い、剥がれや亀裂などの劣化を発見したら、早急に補修を行うことが重要です。

橋梁塗装の耐用年数は、

  • 種類
  • 環境
  • 施工方法
  • メンテナンス状況

によって大きく異なります。

適切な塗装の種類を選びましょう。

適切な施工を行う業者を選びましょう。

定期的な点検・補修を行うことで、橋梁塗装を長持ちさせることができます。

橋梁は、私たちの生活に欠かせないインフラです。

橋梁塗装を適切に管理することで、橋梁の寿命を延ばし、安全な交通網を守ることが重要です。

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