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コラム |
2024.06.13
マイホームを守るために欠かせない外壁リフォーム。
近年、手軽に施工できる「外壁カバー工法」が注目を集めています。
しかし、一方で「耐震性が悪くなるのでは?」という不安の声も少なくありません。
そこで今回の記事は、外壁カバー工法と耐震性の関係について、知っておくべき真実と最新情報をわかりやすく解説します。
外壁カバー工法は、既存の外壁の上に新しい外壁材を張る工法です。
この工法によって、外壁の見た目を改善したり、機能性を向上させたりすることができます。
しかし、外壁カバー工法によって、建物の重量が増加することがあります。
建物の重量が増加すると、地震の揺れによって建物が受ける力が大きくなります。
よって、耐震性が低下する可能性があります。
外壁カバー工法によって耐震性がどの程度低下するかは、以下の要素によって異なります。
外壁材の種類
外壁材の厚さ
施工方法
建物の構造
一般的に、金属サイディングなどの重い外壁材を使用したり、厚い外壁材を使用したりすると、耐震性が大きく低下する可能性があります。
外壁カバー工法によって耐震性を低下させないためには、以下のポイントに注意する必要があります。
軽量な外壁材を選ぶ
厚さがあまりない外壁材を選ぶ
耐震補強を行う
専門業者に相談する
軽量な外壁材には、窯業系サイディングや木質系サイディングなどがあります。
厚さがあまりない外壁材には、薄型サイディングなどがあります。
耐震補強とは、建物の耐震性を向上させるための工事です。
耐震補強には、様々な方法があります。
外壁カバー工法を検討している場合は、必ず専門業者に相談しましょう。
耐震性について確認するようにしましょう。
外壁カバー工法で後悔しないためには、以下のコツを参考にしてください。
複数の業者から見積もりを取る
契約内容をしっかりと確認する
近隣への挨拶を忘れずに
定期的にメンテナンスを行う
外壁カバー工法は、高額な工事です。
最低でも3社以上の業者から見積もりを取ることで、相場を知ることができます。
また、各業者の強みや弱みを知ることができます。
そのため、自分に合った業者を選ぶことができます。
見積もりを取る際には、以下の点に注意しましょう。
工事内容が明確に記載されていること
費用内訳が明確に記載されていること
保証内容が明確に記載されていること
不明な点があれば、遠慮なく質問すること
複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格で工事を依頼することができます。
契約書には、工期、費用、保証内容などが記載されています。
契約書をしっかりと確認し、納得してから署名・捺印しましょう。
契約書には、以下の内容が記載されていることを確認しましょう。
工期
費用(内訳)
保証内容
キャンセル規定
支払方法
アフターサービス
契約書に不明な点があれば、遠慮なく業者に質問しましょう。
施工前に、近隣への挨拶を忘れずにしましょう。
挨拶をすることで、近隣住民の理解を得ることができます。
また、施工中の騒音や振動などについて、事前に説明しておくと良いでしょう。
近隣への挨拶を怠ると、トラブルの原因になる可能性があります。
外壁カバー工法は、定期的にメンテナンスを行うことで、効果を維持することができます。
施工業者にメンテナンスについて相談しましょう。
定期的なメンテナンスを行うことで、以下の効果が期待できます。
外壁の劣化を防ぐ
建物の寿命を延ばす
美観を維持する
定期的なメンテナンスは、外壁カバー工法を長く快適に利用するために欠かせません。
外壁カバー工法は、マイホームを守るために重要な投資です。
時間をかけて慎重に検討し、後悔のないリフォームを成功させてください。