近年、高所作業における安全性の高さや効率性の良さから、注目を集めている「ロープアクセス」。
しかし、専門用語が多いです。
初めて触れる人にとっては理解するのが難しいという声も聞かれます。
そこで今回野記事では、ロープアクセスでよく使われる専門用語を、分かりやすく解説します。
- ロープアクセス技術者を目指す方
- ロープアクセスについて理解を深めたい方
必見です!
- 安全に作業を行うための用語
- ロープアクセス業界のトレンド
こちらも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ロープアクセス用語の基礎知識
- ロープアクセス: ロープとハーネスを用いて高所へ移動し、作業を行う技術
- アクセス: 高所へ移動すること
- リギング: ロープシステムの構築
- アンカー: ロープを固定するポイント
- ハーネス: 作業者が装着する安全帯
- アッセンダー: ロープを登る際に使用する器具
- ディセンダー: ロープを下降する際に使用する器具
- ビレイ: パートナーが墜落を制止する行為
- レスキュー: 墜落した作業者を救助する行為
- PPE: 個人用保護具
- JSA: ジョブセーフティアナリシス(作業安全分析)
- SOP: スタンダードオペレーティングプロシージャ(標準作業手順)
- リスクアセスメント: リスク評価
安全に作業を行うための用語
5つの安全原則
- 計画と準備
- 適切な訓練と監督
- 適切な装備の使用
- 安全な作業方法
- 緊急事態への備え
- 墜落制止システム: 墜落した場合に作業者を保護するシステム
- ライフライン: 墜落制止システムの一部で、作業者を支えるロープ
- ランヤード: ライフラインとハーネスを繋ぐ短いロープ
- バックアップシステム: 墜落制止システムが故障した場合に備えて設ける補助的なシステム
- アンカーポイント: アンカーを設置する場所
- アンカー強度: アンカーが耐えられる荷重
- クリアランス: 作業者が安全に作業できる空間
- ハザード: 危害を与える可能性のあるもの
- リスク: ハザードが実際に発生する確率と、その結果の重大度
ロープアクセス業界のトレンド
IRATA
国際ロープアクセス協会
SPRAT
英国産業ロープアクセス協会
ANSI/ASSE 1212
米国国家規格協会/米国安全衛生協会が定めるロープアクセスに関する標準規格
ドローン
高所調査や点検にドローンを使用する技術
VR/AR
仮想現実(VR)や拡張現実(AR)をロープアクセス訓練に活用する技術
ロープアクセスは、専門知識と技術が必要な高度な技術です。
安全に作業を行うためには、用語の意味を理解し、適切な装備を使用することが重要です。
今回ご紹介した内容が、ロープアクセスについて理解を深め、安全に作業を行うための参考になれば幸いです。