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コラム |
2025.08.07
大阪で外壁のメンテナンスを検討されている方の中には、
「サイディングの隙間にあるゴムみたいなものが劣化している…」
「このひび割れ、自分で直せるのかな?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
このゴム状の建材は「コーキング」または「シーリング」と呼ばれます。
建物の防水性を守る上で非常に重要な役割を担っています。
コーキングは、サイディングボードの目地やサッシの隙間に充填されています。
建物の防水性を保つための重要な部分です。
しかし、経年劣化によってひび割れや剥がれ、肉痩せといった症状が発生します。
これらの劣化を放置してしまうと、雨水が建物内部に侵入します。
雨漏りや建材の腐食といった深刻な問題を引き起こす可能性があります。
よって、注意が必要です。
この記事では、
コーキングが劣化する原因や症状
放置するリスク
そして適切な補修方法
について詳しく解説します。
また、DIYでの補修は可能なのか
業者に依頼する際の費用相場や注意点
もお伝えします。
大阪で外壁塗装やコーキングの補修を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
私たちは、大阪を拠点に足場なし工法による外壁塗装を専門に行っている会社です。
お客様の建物の状況をしっかりと診断し、最適なメンテナンスプランをご提案します。
目次
コーキングとは?その役割と重要性
コーキング劣化の症状とチェックポイント
コーキングが劣化する主な原因
コーキング補修の具体的な方法と種類
コーキング補修を業者に依頼する際の費用相場
コーキング補修はDIYでも可能?
外壁塗装と同時にコーキング補修を行うメリット
コーキングのよくある質問と回答
大阪でのコーキング補修は弊社へ
コーキング(シーリングとも呼ばれます)は、建物の外壁材と外壁材の隙間や、窓サッシの周り、タイルの目地などに充填される、ゴムのような弾力性のある建材です。
この部分が、建物の防水性や耐久性を守る上で非常に重要な役割を担っています。
コーキングの最も大きな役割は、隙間からの雨水や空気の侵入を防ぐ「防水性」と、建物の動きに追従する「伸縮性」です。
防水性:外壁材同士の隙間を埋めることで、雨水が建物内部に入るのを防ぎます。雨漏りを防ぐ役割があります。
伸縮性:建物は地震や温度変化によって常に動いています。コーキングが弾力性を持って伸縮することで、外壁材のひび割れやズレを防ぎます。建物の耐久性を保っています。
コーキングが劣化すると、その防水性と伸縮性が失われます。
その結果、目地やサッシの隙間から雨水が建物内部に侵入します。
木材などの建材を腐食させる原因となります。
さらに、内部にカビが発生したり、断熱材が濡れて性能が低下したりと、住まいの健康を大きく損なう可能性も出てきます。
そのため、コーキングの劣化を早期に発見し、適切なメンテナンスを行うことが非常に重要です。
コーキングの劣化は、見た目に明らかな症状として現れます。
ご自宅のコーキングの状態を定期的にチェックすることで、メンテナンスの時期を判断することができます。
ひび割れ:コーキングの表面に細かいひび割れが発生する症状です。初期の劣化サインで、放置すると徐々にひび割れが大きくなります。
肉痩せ(痩せ):コーキングの厚みが減り、凹んでしまう症状です。これは成分の可塑剤が溶け出してしまいます。体積が減少することで起こります。
剥離(剥がれ):コーキングが外壁材から剥がれて隙間ができてしまう症状です。この状態になると、防水性が大きく低下しています。
破断:コーキングが完全に切れてしまっている状態です。防水性はほぼ失われています。雨漏りの可能性が非常に高いため、早急な補修が必要になります。
目地全体を観察する:特に日当たりが良い場所や、雨が直接当たる場所のコーキングは劣化が進みやすいです。目地全体にひび割れや剥がれがないか、時間をかけて確認してみましょう。
指で触ってみる:劣化したコーキングは硬くなっていたり、弾力がなくなっていたりします。指で軽く押してみて、弾力性をチェックしてみましょう。
コーキングが劣化する主な原因は、時間の経過による「経年劣化」と、外部からの「紫外線」や「熱」による影響です。
コーキングの耐用年数は、使用されている成分や種類によって異なりますが、一般的には5年から10年程度と言われています。
時間が経つと、コーキングの成分が徐々に変化します。
弾力性や密着性が失われます。
ひび割れや剥がれが起きやすくなります。
コーキングの成分に含まれる「可塑剤」は、紫外線や熱によって溶け出してしまいます。
可塑剤が溶け出すと、コーキングは硬くなります。
肉痩せやひび割れが進行しやすくなります。
この現象を「ブリード現象」と呼びます。
コーキングの劣化を早める大きな要因の一つです。
コーキングの劣化は、施工不良によっても引き起こされる可能性があります。
例えば、
コーキングの充填が不十分だった
下地との密着を良くするプライマーという接着剤が正しく塗布されていなかった
こうした場合、早期に剥離やひび割れが発生する原因となります。
劣化したコーキングを補修する方法には、「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。
劣化の状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。
「打ち替え」は、劣化した古いコーキングをすべて撤去します。
新しいコーキングを充填し直す方法です。
コーキングの劣化が進行している場合
ひび割れや剥がれがひどい場合
どちらかに該当する場合にこの方法が用いられます。
費用はかかりますが、新しいコーキングにすることで、防水性や耐久性が高まります。
長く安心できます。
「増し打ち」は、既存のコーキングの上に新しいコーキングを重ねて充填する方法です。
軽微なひび割れなど、劣化の初期段階で有効な方法です。
打ち替えに比べて費用が安くなります。
作業時間も短く済みます。
しかし、古いコーキングが劣化している場合は、剥がれやすいため注意が必要です。
コーキング材には、
アクリル系
ウレタン系
変成シリコン系
シリコン系
など様々な種類があります。
それぞれに特徴があります。
用途や外壁材との相性を考えて選ぶ必要があります。
外壁塗装を同時に行う場合は、塗料との相性が良い「変成シリコン」がおすすめです。
コーキング補修の費用は、
補修の方法
建物の規模
使用するコーキング材の種類
によって大きく異なります。
一般的な戸建て住宅の場合、全体のコーキング補修で約15万円~30万円程度が相場と言われています。
この費用には、
足場代
古いコーキングの撤去費用
プライマーの塗布費用
などが含まれていることが多いです。
見積もりの際には内訳をしっかり確認することが大切です。
外壁塗装を同時に行う場合は、足場を一度で済ませることができます。
個別に依頼するよりも費用を抑えることが可能です。
私たちは、足場なし工法での塗装も可能ですので、足場代を大幅に抑えることができます。
軽微なコーキングのひび割れ程度であれば、DIYで補修することも可能です。
しかし、DIYにはいくつかの注意点があります。
おすすめできないケースもあります。
軽微なひび割れであれば、ホームセンターなどで購入できるコーキング材を使って、増し打ちによる補修は可能です。
しかし、
劣化したコーキングをきれいに撤去する作業
プライマーを均一に塗布する作業
これらは、プロの知識と技術が必要です。
プロに依頼する最大のメリットは、確実な防水性と耐久性が得られることです。
DIYで不適切な施工を行ってしまうと、かえって雨水の侵入を許してしまう可能性があります。
また、高所での作業は危険を伴うため、安全面から考えてもプロに任せるべきです。
私たちは、安全に配慮した足場なし工法で、高所作業も安全に対応します。
外壁塗装を検討している方は、コーキング補修も同時に行うのがおすすめです。
外壁塗装とコーキング補修を同時に行うことで、足場の設置費用を1回で済ませることができます。
これにより、工事費用全体を抑えることが可能です。
別々に依頼すると、それぞれで工期が必要になります。
同時に行うことで作業を効率化します。
工事期間を短縮することができます。
外壁塗装の前にコーキング補修を行うことで、外壁のひび割れや凹凸をなくします。
よって、より美しい仕上がりになります。
また、塗料とコーキング材の相性を考慮して施工します。
そのため、塗料の剥がれやブリード現象を防ぐことができます。
使用されるコーキング材の種類や建物の環境によって異なりますが、一般的には5年から10年程度が目安です。
はい、必要です。コーキングは建物の防水性を守る重要な役割を担っています。
外壁塗装を行う予定がなくても、劣化が見られた場合は早めに補修を行う必要があります。
はい、可能です。私たちは、コーキング補修だけの依頼も承っております。
お気軽にご相談ください。
コーキングの劣化は、建物の防水性を大きく損ない、雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性があります。
ひび割れや剥がれといった症状が見られた場合は、放置せずに早めのメンテナンスを検討することが大切です。
私たちは、大阪市を中心に、足場なし工法による外壁塗装とコーキング補修を専門に行っています。
熟練の職人が建物の状況をしっかりと診断します。
お客様に最適な施工プランをご提案します。
足場なし工法で費用を抑える:足場を使わないため、足場代が不要となり、費用を抑えることが可能です。
質の高い施工:長年の実績と知識を持つ職人が、丁寧な下地処理から仕上げまで確実に行います。
安心のサポート:施工後も定期的な点検やご相談を受け付けており、お客様の安心を長くサポートします。
コーキングの劣化に関するご相談や、無料での診断・見積もりをご希望の方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
お客様の大切な住まいを長く守るために、専門家としての知識と技術でしっかりサポートします。