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コラム |
2025.04.01
外壁のチョーキング現象は、塗膜の劣化サインです。
チョーキングした外壁にクリア塗装をすると、かえって劣化を進行させてしまうことがあります。
今回の記事では、チョーキングした外壁にクリア塗装をして後悔している方へ、失敗原因と修復方法を解説します。
チョーキングとは、外壁の塗膜が紫外線や雨風によって劣化します。
白い粉状になる現象です。
クリア塗装は、透明な塗料で外壁をコーティングする塗装方法です。
チョーキングした外壁にクリア塗装をすると、以下の理由で失敗する可能性が高いです。
チョーキングの粉がクリア塗膜に閉じ込められてしまう。
美観を損ねます。
クリア塗膜がチョーキングの粉と密着しません。
剥がれやすい状態です。
チョーキングの進行を止められません。
チョーキングによって劣化した塗膜は、クリア塗料との密着性が悪く、早期剥離を引き起こすことがあります。
チョーキングの粉が除去しきれずに残っていると、クリア塗膜の中に閉じ込められます。
見た目を著しく損ねる結果となります。
クリア塗装は、チョーキングの根本的な解決にはならず、劣化の進行を止めることはできません。
①高圧洗浄でチョーキングの粉を徹底的に除去します。
②下地調整材を塗布し、下地を強化しまます。
③チョーキング対応の塗料で塗り替えます。
A:チョーキングの程度によります。軽度のチョーキングであれば、クリア塗装で対応できる場合もあります。
しかし、基本的には塗り替えが推奨されます。
A:一部メーカーから、チョーキング対応のクリア塗料が販売されています。
しかし、一般的なクリア塗料よりも高価です。
A:チョーキングを放置すると、ひび割れや剥がれが発生します。
雨漏りの原因になります。
チョーキングした外壁にクリア塗装をすると、失敗する可能性が高いです。
チョーキングした外壁は、高圧洗浄と塗り替えで修復しましょう。
チョーキングした外壁の修復でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
まずは、現状を確認させていただきます。
その上で、ご状況、ご予算などをお伺いした上で、最適なプランをご提案しております。