コラム |
2025.01.02
屋根材を選ぶ際に、よく比較されるのが「モニエル瓦」と「セメント瓦」です。
どちらもセメントを主成分とする瓦です。
しかし、
素材
製造方法
耐久性
などに違いがあります。
今回の記事では、モニエル瓦とセメント瓦の特徴を比較します。
それぞれのメリット・デメリットを解説することで、あなたにぴったりの屋根材選びの参考となる情報を提供します。
セメントに砂利を混ぜて作られた乾式コンクリート瓦。
1970年代から80年代に流行しました。
洋風の外観が特徴です。
セメントを主成分とした瓦の総称。
モニエル瓦もセメント瓦の一種です。
しかし、一般的にはモニエル瓦以外のセメント瓦を指すことが多いです。
項目 | モニエル瓦 | セメント瓦 |
---|---|---|
主成分 | セメント+砂利 | セメント |
表面 | スラリー層がある | スラリー層がない |
小口 | ザラザラしている | 平滑 |
耐久性 | スラリー層の劣化により、定期的な塗装が必要 | モニエル瓦より耐久性が高い |
重量 | 重い | モニエル瓦より軽い |
価格 | 高価 | モニエル瓦より安価 |
デザイン | 洋風 | 洋風・和風など様々 |
洋風な外観でデザイン性が高い
色や形状のバリエーションが豊富
スラリー層の劣化により、定期的な塗装が必要
重量があるため、建物への負担が大きい
耐久性がセメント瓦に比べて低い
モニエル瓦よりも耐久性が高い
価格が比較的安価
デザインのバリエーションが豊富
モニエル瓦に比べてデザイン性が劣る場合がある
定期的な塗装が必要
洋風の外観にしたい
デザイン性を重視したい
定期的なメンテナンスをしても問題ない
耐久性を重視したい
価格を抑えたい
デザインよりも機能性を重視したい
モニエル瓦とセメント瓦は、それぞれ特徴が異なります。
どちらを選ぶかは、
ご自身の家のデザイン
予算
ライフスタイル
に合わせて検討することが大切です。