コラム |
2024.12.08
「ガルバリウム鋼板は塗装不要で長持ちする」とよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか?
近年、住宅の外壁材として人気が高まっているガルバリウム鋼板です。
しかし、
その特性
メンテナンス方法
について誤解している方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
塗装の必要性や適切なメンテナンス方法についてご紹介します。
ガルバリウム鋼板は、鉄に亜鉛とアルミニウムをメッキした鋼板です。
その優れた耐候性から、住宅の外壁材として広く利用されています。
亜鉛とアルミニウムのメッキにより、サビに強く、長寿命です。
鉄に比べて軽量なので、施工が容易です。
様々な色や形状があります。
デザインの自由度が高いです。
塗装が必要ないため、メンテナンスの手間が少なくて済みます。
一般的な外壁材に比べて高価です。
夏場は熱を吸収しやすく、冬場は冷えやすいという特性があります。
特に沿岸部や湿度が高い地域では、白錆が発生しやすくなります。
長期間屋外にさらされると、色あせが発生する可能性があります。
ガルバリウム鋼板は、塗装をしなくても長持ちする素材です。
しかし、以下のケースでは塗装をおすすめします。
塗装することで、好みの色や質感に仕上げることができます。
塗装することで、白錆の発生を抑えることができます。
遮熱塗料を塗ることで、夏場の室温上昇を抑えることができます。
塗装しない場合でも、定期的なメンテナンスが必要です。
ホコリや汚れを定期的に落とすことで、美観を保ちます。
寿命を延ばすことができます。
定期的に外壁の状態をチェックしましょう。
白錆を発見したら早めに処置しましょう。
コーティング剤を塗布することで、白錆の発生を抑制します。
美観を保つことができます。
ガルバリウム鋼板は、耐久性が高く、メンテナンスが比較的簡単というメリットがあります。
一方で、塗装しない場合、白錆や色あせなどのデメリットもあります。
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットを理解しておきましょう。
ご自身の住宅に合ったメンテナンス方法を選ぶようにしましょう。