コラム |
2024.10.01
住宅の外壁は、建物の顔です。
耐久性や美観を保つ上で重要な役割を果たします。
外壁塗装の仕上げ材として、スタッコとリシンが人気です。
しかし、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回の記事では、
スタッコとリシンそれぞれの特徴
メリット・デメリット
を比較します。
あなたの住宅に最適な外壁材を選ぶための情報を提供します。
スタッコは、
セメント
石灰
砂
水
を混ぜて作られる塗材です。
コテを使って手作業で模様を作成する
スプレーガンで吹き付ける
などして、仕上げる外壁材です。
コテで仕上げる場合は、より重厚感があり高級感が演出できます。
リシンは、モルタルを吹き付けることで、ザラザラとした凹凸のある壁面にする仕上げ方法です。
セメント
樹脂
顔料
骨材
を混ぜ合わせた材料を、リシンガンと呼ばれる特殊なスプレーガンで吹き付けます。
リシン吹き付けとは?外壁塗装のメリット・デメリットを徹底解説
比較項目 | スタッコ | リシン |
---|---|---|
素材 | セメント、石灰、砂、水 | セメント、樹脂、顔料、骨材 |
外観 | コテ跡や模様がはっきりしており、重厚感がある | ザラザラとした凹凸があり、自然な風合い |
耐久性 | リシンよりも耐久性が高い | スタッコよりも耐久性がやや劣る |
メンテナンス性 | 汚れが付きやすく、ひび割れが発生しやすい | コケやカビが生えやすい |
コスト | リシンよりも高価 | リシンよりも安価 |
どちらを選ぶべきかは、ご自身の住宅の状況や好みによって異なります。
耐久性を重視したい方: スタッコ
自然な風合いを好む方: リシン
高級感を演出したい方: スタッコ
コストを抑えたい方: リシン
スタッコとリシンは、どちらも特徴的な質感と魅力を持つ外壁材です。
どちらを選ぶか迷った場合は、それぞれのメリット・デメリットを比較しましょう。
ご自身の住宅に合ったものを選ぶようにしましょう。