コラム |
2024.09.07
「外壁塗装を検討しているけど、水性塗料と油性塗料、どっちがいいの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
近年、環境への配慮から水性塗料を選ぶ人が増えています。
しかし、水性塗料にはメリットだけではありません。
デメリットも存在します。
今回の記事では、水性塗料の特徴をわかりやすく解説します。
外壁塗装で後悔しないための選び方を紹介します。
水性塗料は、塗料を薄める際に水を使用する塗料です。
従来の油性塗料に比べて、環境への負荷が少なく、臭いが少ないという特徴があります。
VOC(揮発性有機化合物)の排出量が少なく、大気汚染やシックハウス症候群の原因となる物質の発生を抑えることができます。
油性塗料に比べて臭いが少なく、施工中の臭いによる不快感や健康への影響を軽減できます。
油性塗料に比べて乾燥が早く、短期間での施工が可能です。
可燃性ではないため、火災のリスクが低く、安全に施工できます。
耐久性が低い
油性塗料に比べて耐久性が低く、紫外線や雨風による劣化が早いです。
そのため、塗り替えの頻度が高くなる可能性があります。
密着性が低い
下地との密着性が弱く、剥がれやすい場合があります。
価格が高い
高性能な水性塗料は、油性塗料に比べて価格が高い場合があります。
項目 | 水性塗料 | 油性塗料 |
---|---|---|
環境負荷 | 低い | 高い |
臭い | 少ない | 強い |
乾燥時間 | 早い | 遅い |
耐久性 | 低い | 高い |
密着性 | 低い | 高い |
価格 | 高い | 安い |
古い建物やひび割れが多い建物には、耐久性の高い塗料を選ぶ必要があります。
寒冷地や多雨地域では、耐久性の高い塗料を選ぶ方が良いでしょう。
耐候性
防カビ性
防藻性
など、必要な性能を備えた塗料を選びましょう。
水性塗料は、下地処理や施工方法が重要です。信頼できる施工業者に依頼しましょう。
水性塗料は、環境に優しく、臭いが少ないというメリットがあります。
一方で、耐久性や密着性が低いというデメリットもあります。
外壁塗装で水性塗料を選ぶ際には、
建物の状態
地域の気候
塗料の性能
などを総合的に考慮しましょう。
専門業者と相談しながら最適な塗料を選びましょう。