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 コラム

2024.09.06

自然素材の珪藻土で建物を守る!外壁塗装の選び方

「珪藻土の外壁って、健康に良いって聞くけど本当?」

「普通の外壁と何が違うの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

珪藻土は、その高い調湿性や吸着性から、近年注目を集めている自然素材です。

今回の記事では、

珪藻土の外壁塗装のメリット・デメリット

選び方

施工方法

など、わかりやすく解説していきます。

珪藻土とは?

珪藻土は、藻類の化石からできた天然の素材です。

無数の微細な孔を持ちます。

高い吸湿性・放湿性、吸着性を持っています。

珪藻土外壁のメリット

調湿効果

空気中の湿度を調整し、快適な室内環境を実現します。

吸着効果

ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着し、空気清浄効果も期待できます。

断熱効果

夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を保ちます。

耐火性

火に強く、万が一火災が発生した場合でも延焼しにくいという特徴があります。

自然素材

人体に優しく、環境にも配慮した素材です。

 

珪藻土外壁のデメリット

価格

一般的な外壁材に比べて高価な場合があります。

耐久性

外壁に直接塗る場合、ひび割れなどが生じやすいことがあります。

汚れ

水以外の汚れが付着すると落ちにくい場合があります。

施工

専門的な知識と技術が必要なため、施工業者選びが重要です。

 

珪藻土外壁の選び方

種類

珪藻土には、塗料タイプ、ボードタイプなど様々な種類があります。

厚み

厚みによって、調湿性や断熱性が変わります。

自然な色合いからカラフルな色まで、様々な色を選ぶことができます。

 

珪藻土外壁の施工方法

下地処理

基礎となる壁面をしっかりと清掃します。

平滑にします。

プライマーの塗布

珪藻土と下地との密着性を高めるために、プライマーを塗布します。

プライマーって何?外壁塗装でなぜ必要なのか?その役割を解説

珪藻土の塗布

コテやローラーを使って、珪藻土を塗っていきます。

養生

塗った後、十分に乾燥させる必要があります。

 

珪藻土外壁のメンテナンスの重要性

珪藻土は、自然素材のため、他の外壁材に比べて汚れが付きやすく、ひび割れが生じる可能性もあります。

定期的なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばしましょう。

美観を保つことができます。

珪藻土外壁のメンテナンス方法

1. 日常の清掃

ホコリ落とし: 柔らかいハタキや掃除機で、定期的にホコリを落としましょう。

水拭き: 水で濡らした柔らかい布で、汚れを拭き取ります。ただし、水に弱い部分もあるので、目立たない場所で試してから行いましょう。

2. 汚れ落とし

消しゴム: 鉛筆の跡や軽い汚れは、消しゴムで優しく擦ると落とせます。

中性洗剤: 水で薄めた中性洗剤を柔らかい布に浸して、汚れを拭き取ります。

重曹: 油汚れには、重曹ペーストが効果的です。

3. ひび割れの補修

小さなひび割れ: 霧吹きで水分を含ませ、指で擦ると目立たなくなることがあります。

大きなひび割れ: 同じ種類の珪藻土で補修します。専門業者に依頼するのがおすすめです。

4. カビ対策

換気: 部屋をこまめに換気し、湿気を溜めないようにしましょう。

除湿機: 必要であれば、除湿機を使用しましょう。

カビが発生した場合: 市販のカビ取り剤を使用するか、専門業者に相談しましょう。

 

珪藻土外壁のメンテナンスの注意点

水に弱い: 水に長時間触れると、珪藻土が剥がれる可能性があります。

強い薬品の使用禁止: シンナーや漂白剤などの強い薬品は、珪藻土を傷つけるため使用を避けましょう。

高圧洗浄機の使用禁止: 高圧洗浄機は、珪藻土の表面を傷つけるため使用を避けましょう。

定期的な点検: 定期的に外壁の状態をチェックし、早めの対処を行いましょう。

珪藻土外壁のメンテナンス頻度

日常の清掃: 週に1回程度

汚れ落とし: 汚れが目立つ部分に応じて

ひび割れの補修: ひび割れが見つかったらすぐに

カビ対策: 定期的な換気と湿気対策

珪藻土外壁は、適切なメンテナンスを行うことで、その美しい外観と機能性を長く保つことができます。

定期的な清掃や点検を心掛け、快適な住まいを長く楽しんでください。

珪藻土外壁は、健康で快適な住まいを実現するための優れた選択肢です。

しかし、メリットだけでなくデメリットも理解し、適切な施工を行うことが大切です。

この記事が、珪藻土外壁塗装に関するお悩み解決の一助となれば幸いです。

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