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 コラム

2025.02.04

アクリル樹脂とシリコン樹脂塗料の違いは?外壁塗装の屋根塗り替えを徹底比較

樹脂の違いが住まいの寿命を左右する

外壁塗装や屋根のメンテナンスを検討する際、見積書に並ぶアクリル樹脂やシリコン樹脂といった名前を見て、何が違うのか疑問に思う方は多いでしょう。

塗料の主成分となる合成樹脂の種類は、お家の耐用年数や美観を左右する非常に重要な要素です。

特に大阪のような都市部では、

強い日差し

雨風

排気ガスの汚れ

といった過酷な環境にさらされます。

安価なアクリル塗料で手軽に仕上げるのか

耐久性と価格のバランスに優れたシリコン系で長期の保護を目指すのか

それぞれのメリットとデメリットを理解する必要があります。

この記事では、株式会社ディーマン(当社)のプロの視点から、アクリル樹脂とシリコン樹脂の特性を徹底比較。

2025年、2026年と長く住まいを守るための正しい知識を、目次と共に分かりやすく紹介します。

アクリル樹脂の特徴と外壁塗装での役割

要約:アクリル樹脂は発色が鮮やかで安価な反面、耐候性が低く、現在では頻繁な塗り替えが必要な場所や内装への使用が主流です。

アクリル樹脂塗料は、かつての外壁塗装工事において一般的でしたが、現在ではより高性能なシリコン樹脂やフッ素樹脂が登場したため、メインの壁面に使われる機会は少なくなっています。

アクリル樹脂のメリットと高い発色性

アクリル樹脂の最大のメリットは、その安価な価格と、他の樹脂にはない鮮やかな発色性です。

水性タイプが多く、乾燥が早いため、1日の中で塗り重ねる作業効率に非常に優れています。

DIYでも扱いやすく、

インテリアや木製の家具

湿気が少ない室内の壁面

など、直射日光が当たらない屋内での利用には最適です。

また、透明度が高いため、素材の美しさを活かすクリア仕上げや、短期間だけ美観を整えたい店舗の改装などにも適しています。

メンテナンス頻度の高さと劣化の原因

一方で、外装材としてのデメリットは、紫外線に対して極めて弱いという点です。

アクリル樹脂の分子結合は太陽光のエネルギーによって破壊されやすいです。

耐候性が低いため、早ければ3年から5年程度でチョーキング現象やひび割れ、色あせといった劣化症状が顕著に現れます。

最近の戸建て住宅リフォームにおいて、耐用年数の短さは将来的なコストアップを招く大きな要因となります。

現代の塗装工事における限定的な役割

現在、アクリル塗料が外壁の主役になることはほとんどありません。

しかし、その安さを活かして、数年後に解体予定がある物件の応急処置や、直接雨風にさらされない軒天(屋根の裏側)の塗装、あるいは付帯部の中でも目立たない箇所を安く済ませるための選択肢として活用されています。

株式会社ディーマンでは、建物の部位ごとの重要性を診断しております。

あえてアクリルを採用することで予算を抑える箇所と、シリコン以上で守る箇所を明確に分ける提案も行っています。

シリコン樹脂が外壁塗装の主流である理由

要約:シリコン樹脂は耐候性、耐熱性、価格のバランスが最も良く、現在の外壁塗装においてスタンダードな選択肢となっています。

シロキサン結合を持つシリコン樹脂は、アクリル樹脂と比べて圧倒的に耐久性が高く、汚れにくいという特徴があります。

強固なシロキサン結合がもたらす耐候性と耐熱性

シリコン樹脂の主骨格であるシロキサン結合は、ガラスや天然石と同じ無機質の性質を持っております。

太陽光の紫外線エネルギーよりも強い結合エネルギーを有しています。

そのため、夏場の過酷な温度上昇や激しい雨風にさらされても樹脂が破壊されにくく、優れた耐候性と耐熱性を発揮します。

この化学的な安定性が、お家の外装を長期間にわたって保護し続ける最大の理由です。

汚れを弾く親水性とセルフクリーニング効果

シリコン樹脂は親水性(水に馴染みやすい性質)に優れております。

外壁に付着した汚れと塗膜の間に雨水が入り込むことで、汚れを自然に洗い流すセルフクリーニング効果が期待できます。

これにより、排気ガスや砂埃による汚染、カビや藻の繁殖を抑えます。

新築時のような美しさを長くキープすることが可能です。

光沢(ツヤ)の保持率も高く、色あせしにくい点は、美観を重視する施主様にとって大きな魅力となります。

10年から15年の寿命と高いコストパフォーマンス

シリコン塗料の期待耐用年数は一般的に10年から15年程度です。

アクリル樹脂の約2倍から3倍の寿命を持ちながら、価格は跳ね上がるわけではないため、1年あたりのメンテナンス費用を計算すると最もコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

近年では、劣化の要因となるラジカルを制御する技術を搭載した、

日本ペイント

エスケー化研

関西ペイント

などの大手メーカー製高性能シリコン塗料が主流となっております。

さらなる長寿命化が実現されています。

豊富な製品ラインナップと確かな施工実績

シリコン樹脂は水性・溶剤(油性)、1液型・2液型など、現場の状況に応じたタイプが豊富に揃っています。

サイディング

モルタル

コンクリート

など、あらゆる下地に適応できます。

プロの業者にとっても信頼性の高い材料です。株式会社ディーマンでは、大阪の気候や周辺環境を考慮します。

数あるシリコン塗料の中からお客様の住まいに最適な製品を厳選してご提案しています。

アクリルとシリコンの徹底比較と選び方

要約:用途や場所、予算を考慮し、耐用年数とメンテナンス周期の視点から最適な樹脂を選択することが重要です。

どちらを選ぶべきか迷った際、比較検討すべきポイントを整理しました。

耐候性と将来の塗り替え周期を比較する

アクリル樹脂とシリコン樹脂を比較すると、耐候性(屋外での耐久力)には決定的な差があります。

アクリルは紫外線の影響を直接的に受けやすく、数年で塗膜の結合が弱まりチョーキングが発生しますが、シリコンは強固な結合により、10年から15年という長期間にわたってその性能を維持します。

2025年や2026年といった将来を見据えた住まいの計画を立てる際、塗り替え回数を減らせるシリコンの方が、結果的に手間と費用の両面でメリットが大きくなります。

費用相場とトータルコストのシミュレーション

1回あたりの工事費用はアクリルの方が安く済みますが、30年というスパンで考えると景色は一変します。

アクリル塗装のケース: 1回の工事が80万円でも、5年おきに6回施工すれば総額480万円。その都度、足場代や人件費が発生します。

シリコン塗装のケース: 1回の工事が120万円かかっても、12年おきに2.5回程度の施工であれば総額300万円。

このように、初期投資が高くても高品質なシリコン樹脂を選ぶことが、長期的なコストパフォーマンス(安さ)に直結します。

部位ごとの使い分けで予算を最適化する

お家全体の壁をすべてシリコンにする必要がない場合もあります。

例えば、日光が当たらない北側の軒天や、数年後にリフォームや建て替えを予定している離れなどはアクリル樹脂で費用を抑えます。

最も過酷な日差しにさらされる南面の壁や屋根にはシリコン、あるいはさらに上位のフッ素樹脂を使用するといった「適材適所」の選び方が、プロが教える賢い節約のコツです。

大阪のディーマンが提供する足場なし工法の独自性

要約:密集した大阪の街並みでも、足場を組まない特殊な技術により、高品質な施工を適正価格で実現します。

株式会社ディーマンは、大阪の地域特性に合わせた独自の施工スタイルで、多くのお客様から信頼をいただいています。

足場費用をカットして塗料をアップグレード

大阪市内の住宅密集地では、足場を組むスペースがない、あるいは隣家との距離が近すぎて高額な費用がかかるといった悩みが絶えません。

弊社の足場なし工法(ロープアクセス)なら、通常15万円から25万円かかる足場代を大幅に削減できます。

この浮いた予算を、アクリルからシリコンへ、あるいはシリコンからさらに高機能なフッ素や無機塗料へとアップグレードに充てることが可能です。

狭小地やビル・マンションへの高い対応力

隣の家との隙間がわずか数十センチしかない場所でも、弊社の職人は屋上から吊り下がり、自在に壁面を移動して作業を行います。

足場を組まないため、窓を塞ぐ圧迫感もなく、防犯面での不安も少ないのがメリットです。

戸建てだけでなく、マンションの部分補修や雨漏り調査など、機動力を活かしたスピーディーな解決を得意としています。

よくある質問

要約:アクリルやシリコンの選び方、外壁塗装の時期に関する代表的な疑問にプロが回答します。

Q1. アクリル樹脂はどのような場合に使われますか?

A. 現在の外装では、

数年で解体予定の物件

軒天(屋根の裏側)など直接日光が当たらない箇所

あるいは頻繁に色を変えたい店舗の内装などで使われます。一般的な戸建ての塗り替えにはおすすめしません。

Q2. シリコン樹脂にもデメリットはありますか?

A. 非常にバランスの良い樹脂ですが、フッ素や無機といった最高級グレードに比べると耐用年数は劣ります。

また、製品によっては塗膜がやや硬く、ひび割れ(クラック)への追従性が低いものもあるため、下地の状態に合わせた選定が必要です。

Q3. 塗装の時期はどう見極めればいいですか?

A. 壁を触って手が白くなるチョーキング、ひび割れ、カビ、塗膜の剥がれが見られたらメンテナンスのサインです。

アクリルなら5年前後

シリコンなら10年前後

それぞれを目安に、プロの診断を受けることを推奨します。

Q4. 塗装が必要なタイミングやサインを教えてください。

A. 壁を触ったときに白い粉がつくチョーキング現象や、カビ・苔の発生、ひび割れ、塗膜の剥がれが見られたらメンテナンスの時期と言えます。

特にアクリル塗料を使用した箇所は5年前後、シリコン塗料は10年から12年が塗り替えの目安です。

放置すると内部の腐食に繋がり、修理費用が高額になってしまうため、早めの無料診断をおすすめします。

Q5. 塗装工事の見積もりをお願いする場合の流れは?

A. まずはお電話やホームページの受付フォーム、メール、電話にて気軽にお問い合わせください。

その後、経験豊富なプロのスタッフが現地へ伺い、屋根や外壁の状態を詳細に調査します。

調査に基づき、アクリル・シリコン・フッ素など複数のプランを提示します。

それぞれの違いやメリットを分かりやすくご説明いたします。内容に十分納得いただいてから、初めてご契約という流れになります。

まとめ:2026年以降の住まいを守る賢い樹脂選び

アクリル樹脂とシリコン樹脂の違いを正しく理解することは、お家のメンテナンスを成功させる鍵です。

安さだけでアクリルを選んで後悔するのは避けましょう。

ライフサイクルコストを考慮してシリコンを適切に選ぶことが、賢いリフォームのポイントとなります。

株式会社ディーマンは、大阪で培った確かな技術と足場なし工法の機動力を活かし、どこよりも丁寧で高品質な塗装を提供することをお約束します。

お客様の大切な資産であるお家を長期間守るために、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。

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