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 コラム

2024.09.07

水性・油性塗料の重ね塗りで失敗しない!プロが教える正しい知識

「以前、水性塗料で塗装した外壁を、今度は油性塗料で塗り替えたいんだけど、大丈夫かな?」

このような疑問をお持ちの方はいませんか?

外壁塗装では、塗料の種類によって重ね塗りができるかどうかが大きな問題となります。

今回の記事では、水性塗料と油性塗料の重ね塗りについて、

その注意点

リスク

正しい施工方法

について解説します。

水性塗料と油性塗料の違いと重ね塗りの注意点

水性塗料と油性塗料は、それぞれ特徴が大きく異なります。

水性塗料

水を溶剤とし、乾燥すると水蒸気が蒸発して固まります。

環境に優しく、臭いも少ないのが特徴です。

油性塗料

油を溶剤とし、乾燥すると溶剤が蒸発して固まります。

耐久性が高く、光沢のある仕上がりになるのが特徴です。

 

重ね塗りの注意点

水性塗料の上に油性塗料を重ね塗りする場合

一般的に、水性塗料の上に油性塗料を重ね塗りすることは可能です。

しかし、下地の水性塗料が完全に乾燥していることを確認しましょう。

密着性を高めるための下地処理を行う必要があります。

油性塗料の上に水性塗料を重ね塗りする場合

油性塗料の上に水性塗料を重ね塗りすることは、基本的にできません。

水性塗料は油性塗料に密着せず、剥がれてしまう可能性が高いです。

 

重ね塗りで起こりうるトラブル

塗料の剥がれ

下地処理が不十分な場合

乾燥が不十分な場合

上記の場合に、塗料が剥がれる可能性があります。

ひび割れ

異なる種類の塗料を重ね塗りすることで、ひび割れが発生する可能性があります。

【大阪在住の方必見!】外壁のひび割れ、放置は危険?原因と対処法を徹底解説!

色ムラ

下地の塗料の色が浮き出て、色ムラになることがあります。

 

重ね塗りをする際のポイント

下地処理をしっかり行う

古い塗料を完全に剥がし、下地を平滑にしてから新しい塗料を塗ります。

乾燥時間を十分にとる

各塗料の乾燥時間を守ります。

十分に乾燥させてから次の工程に進みます。

プライマーを使用する

密着性を高めるために、プライマーを使用することをおすすめします。

プライマーって何?外壁塗装でなぜ必要なのか?その役割を解説

専門業者に依頼する

重ね塗りは、専門的な知識と技術が必要なため、専門業者に依頼することが安心です。

 

DIYで外壁塗装をする際の注意点

安全に作業を行う: 高所での作業は危険が伴います。安全対策をしっかりと行いましょう。

塗料の選定: 自宅の環境や建物の状態に合った塗料を選びましょう。

養生: 周りのものに塗料が付着しないように、しっかりと養生を行いましょう。

外壁塗装で水性塗料と油性塗料を重ね塗りする場合、注意すべき点が多くあります。

DIYで外壁塗装を行う場合は、事前に十分な知識を身につけましょう。

専門業者に相談することも検討しましょう。

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